2024/11/03(日)に
メンタルヘルス・マネジメント検定の
Ⅱ種(ラインケア)を受験しました。
その結果おかげさまで70点で合格しました。
「あぶない!運が味方したぁ!運の良さだけで生きている!」とお部屋で小さく叫びました。
認定証は2024/12/17(火)に届きました。
その振り返りです。
当時のスペック
- 職業Webエンジニア(合格発表時は、まさかの無職)
- 30代のおじさん
- HSP 気質が高め
- 一応大学卒
- 脳科学や科学的根拠のあるものが好き
- 適応障害に近い症状が出ていた(ぐはぁ~)
【勉強期間と勉強方法】どのくらいお勉強したか
約1ヶ月、毎日20分から2時間ぐらいお勉強しました。
まず最初は以下の方法をやりました。
- 過去問題集を2周やりました
- 間違えた箇所の分野のテキストを読みました
そして、
自分の苦手なところを把握し重点的にやりました。
最終的なお勉強の実績は以下です。
- 過去問題集
- 点数の高い章を5周
- 点数の低い章を7周
- 解いたときにかなり意識したこと
- 間違えた箇所
- 黒いボールペンで「正の字」を入れた
- 少しでも不安、根拠がわからないところ
- 青いボールペンで「正の字」を入れた
- 間違えた箇所
黒と青の「正の字」の問題は解説とテキストを読み込むことで
必ず根拠のある回答ができるレベルまで仕上げました。
反省点
反省点その1.テキストの重箱の隅をつつくような問題が多かった
過去問も解くことも大事ですが、
意外にもテキストのinputのほうも重要でした。
例えば以下です。
- 正しい睡眠とはなにか?
- 適切な睡眠時間は何時間か?
- そもそも睡眠時間が正しい睡眠になるのか?
- どういうことが正しい睡眠なのか?
- 睡眠の質のほうが大切なのか?
「あなたは何が正しい睡眠になると思いますか?」
反省点としては
「固定概念ではなくテキストに書いてある情報を体系立てて理解しておく必要があります。」
反省点その2.時事問題にやられてしまう
メンタルヘルスに関わる法律の改正や新規法案は
日々、キャッチアップしたほうが良さそうです。
例えば以下です。
- 今年導入したこの法案の目的はなんでしょうか?
- 今年導入したこの法案の内容はどんなでしょうか?
こんな具合で「なんだその法案・・・いまどうなっているんだっけ?」と。
ニュースを見ていないとまったくわからない問題も出題されました。
ちなみに、
私はこの問題は捨てました。
戦略としては
「3問以内だと思われるので、それを捨てて他に力をいれることも検討する」
に切り替えました。
ここで悩んでしまうことで
メンタルがブレブレになるよりも
切り替えた方が良さそうと考えました。
反省点としては
「初見の問題がめちゃくちゃ多いので動揺しないことが大事」
反省点その3.めっちゃ睡眠不足はあかん
あかんです。以下の状態でした。
- 出張終わりでなかなか体力が低下していた
- わけあって適応障害に近い症状が出ていた
(なんでメンタルヘルスマネジメントを受験しようとしているのに
メンタル疾病になりかけてんねん!いろいろあるねん!助けてくれ!
この記事を書いているときは人生初の無職だ!)
そのため、
なかなか前日に眠ることができませんでした。
試験当日は睡眠時間5時間未満という
バッドコンディションで試験を受けました。
反省点としては、
「ちゃんと眠ることができるような状態でうけましょう」
反省点その4.大切なものは鞄の中にしまおう
「会場に向かうバスのなかでスマフォを落としてしまった」
そんなハプニングもありました。
ウィンドブレーカーのズボンにスマフォをいれていました。
しかしながら、いつのまにか
スマフォを前の座席まで落としてしまっていたのです。
最初は鞄のなかにあると思いきや見つからず、
「そういえばさっき変な音がしたな」と仮説を立てました。
バスが次のバス停に止まったときに
前の座席の下を確認したところ見つかりほっとしました。
幸いなことに見つかって良かったのですが、
その分テキストを読む時間もなくなる、変な汗が出ると、
なかなかに色んなダメージがありました。
反省点としては、
「大事なものは鞄のなかにいれましょう……!」
反省点その5.コーヒーの飲みすぎにご注意を
朝7時に起きてからすぐにコーヒーを2杯飲んで
カフェインでなんとか目を覚まして会場に向かいました。
すると当然お手洗いに行きたくなります。
そのタイミングはなんと、会場に向かうバスのなかでです。
前述したようにスマフォを落としお手洗いにも行きた杉田玄白さんな私は、
とんでもなく会場に向かうまでの難易度が高くなってしまいました。
「油断したら漏らしそうになるし、スマフォも見つからないし散々な朝になってしまう」
10時から会場説明がはじまり、
10時15分ごろから試験開始となるので
それまでにはお手洗い自体は済ますことができます。
ただ、睡眠不足も重なっておりましたので、
コーヒーを1杯ではなく2杯飲んでしまったんですよね……
反省点としては
「少なくとも、コーヒーは1杯までにしましょう……!
または下着とズボンの予備を用意しておきましょう!」
【対策】どの時期に受けた方が良いか
3月にチャレンジすることをおすすめします。
なぜならラインケアは3月のほうが
圧倒的に合格率が高いためです。
年に2回(3月と11月)、受験するチャンスがあります。
ただ11月の方が合格率が低めです。
(しかし私は11月にチャレンジしました、なぜなら落ちたら改善してまた受けようという思考だから)
※根拠は公式サイトの「結果・受験者データ」より
【ここを攻略】第1章、第4章、第5章はたくさん勉強しよう
問題の配点比率が大きいからです。
※配点は変わるのかもしれないので問題集とかに確実に記載しているので確認しましょう!
- 第1章: 24点
- 第2章: 8点
- 第3章: 8点
- 第4章: 22点
- 第5章: 16点
- 第6章: 12点
- 第7章: 10点
第1章、第4章、第5章をしっかり勉強しないと
合格できる可能性が下がってしまいます。
お気をつけくださいませ!
「1章、4章、5章までで62点、他で8点取れば合格です!」
【オススメ】勉強した参考書と過去問題集
シンプルに公式のものを利用しました。
>>テキストはこちら(これを隅々まで読みふけることが大事!)
>>過去問題集はこちら(すべての章で9割は取っておこう!ひっかけ問題に注意!)
【まとめ】ラインケアはこんな感じだった
まとめるとこんな感じです!
- テキストはしっかり読もう!
- 最低5周!
- 問題集はどの章も95%以上はキープしよう!
- 少しでも不安や悩んだ問題はチェックをいれて必ずテキストを確認しよう!
- 労働に関するニュースをキャッチアップするのもあり!
- 前日はしっかり睡眠をとろう!
- 大切なものは鞄にしまおう!
この記事が参考になるかどうかはわかりません。
ですが、すこしでもあなたにとって
意味のあるものなれば幸いです。
合格を目指して
こつこつじぶんのペースでゆっくりいきましょう!
わたしはあなたを応援しています!
Q&A
勉強時間はどれくらいでしょうか?
A: 約1か月間、毎日20~2時間ぐらいお勉強しました。
1ヶ月前からお勉強すれば、運良く合格できる資格です。ただ、問題集だけだとたぶん落ちると思うのでテキストを読み込む時間をしっかりとりましょう。
メンタルヘルス・マネジメント検定Ⅱ種をいきなり受けても大丈夫でしょうか?
A: 「Go Go!!」 合格率は50~60%でどなたでも受験可能な資格です。
ラインケアはチームメンバーのメンタルケアの内容ですが、セルフケアの範囲も網羅しています。
テキストをしっかり読み込めば合格できると思います!応援してます!
メンタルヘルス・マネジメント検定2種は役に立たないですよね?
A: 私の個人的な意見としては「役に立ちます」
できればチームメンバー全員がメンタルヘルス・マネジメントに関する知識を持っていても良いと思うレベルです。また、攻撃的すぎる人の前ではセルフケアを持っていてもメンタルがやられてしまうので、攻撃的な人からじぶんのメンタルの異常に気づき、重症化する前に対応するという点でも実生活で役に立ったりしました。ただ、人と関わらず一人ですべて完結するお仕事では役に立たないかもしれません。
そもそも1410-3はなぜこの資格を取ろうと思ったの?
「そもそもなぜWebエンジニアの1410-3が
メンタルヘルスマネジメントの資格を取ろうとおもったのか?」
これをお話します。
過去に一緒に働いていたかたですごい優しい方がいました。
ただ、その人はつくばで自ら命を絶つ行動を取り、
その後全国ニュースになってしまいました。
「大変お世話になり、あんなに優しい方が……」と
おしごと終わりの帰りの電車でLINEのニュースを見て
大号泣してしまった記憶があります。
- 「もうあんな想いはしたくない」
- 「私の目の届く範囲のかたがたはそういう選択をしてほしくない」
という感情的な想いがこの資格を取得する
静かなモチベーションになっていました。
他にも資格をお勉強するときは
以下のことを考えます。
- おしごとのドメインと親和性が高かった
- 新しいことにチャレンジする
- コンフォートゾーンを少しでも抜け出す
- 初学者の気持ちを思い出し、傲慢にならず謙虚さを意識していきたい
という理由はあります。
長くなりましたが、
佐藤幸信さん、お悔やみ申し上げます。
おしごとをご一緒していたころは
本当に優しく丁寧で助けられることが多かったです。
ありがとうございました。
この資格をとることによって私はどうなりたかったのか
まとめると過去の経験からわたしは
「自分の目の届く範囲の方々がメンタル疾病にならないように
楽しくおしごとできる環境にしていくぞ!作るぞ!」
という人間に、立ち位置関係なくなりたいのです。
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